公開日:2021.11.17
更新日:2022.02.16

海外挙式の費用相場はいくらかかる?人気エリア別の挙式費用と節約術

海外挙式の費用相場はいくらかかる?人気エリア別の挙式費用と節約術

夢の海外ウエディングどこで挙げようかとわくわくする気持ちがありつつも

「どのエリアがおすすめ?」

「会場はどこがいいの?」

「相場はどのぐらい?」

と疑問に思われることがたくさんあるかと思います。この記事では、おすすめのエリア・相場や節約ポイントについても詳しく解説させていただきます。

海外挙式

海外挙式にかかる費用の相場

海外挙式の費用は、エリア・シーズン・スタイルによって大きく変わります。上手くプランをお組むことで国内挙式よりも費用が抑えられる可能性もあります。旅費・挙式・パーティー・現地滞在費などを合計すると、だいたい250万円ほど。2人のみの場は、約80~260万円。10名でパーティーを開催する場合は、約100~300万円です。

旅行費用の相場

航空券は、日程を1日ずらすだけでもグッと料金が下がることもあり、エリアやシーズンによって大きな差が出てきます。旅行費用の平均相場は、30~100万円です。また、2人の場合とゲスト数によって異なり、ゲストを招待する場合は、ご祝儀をお断りする代わりに渡航費を各自負担していただくのが一般的です。

雨期や乾期があるエリアであれば、雨が降りやすく湿度も高い雨季はオフシーズンということもあり、コストを抑える事ができます。反対に、GWや夏休みなど長期休暇を取る時期は、渡航料金も跳ね上がります。

挙式費用の相場

手配会社が要しているパッケージプランを利用するのが一般的です。プランによって差はありますが、会場使用料・牧師謝礼・結婚証明書・音楽・ブーケなど基本的なものが含まれています。挙式の平均費用は、25~90万円です。

費用の差が出るポイントは、平日の挙式や、旅行のオフシーズンは、料金が安めに設定されている可能性があります。また会場の人気度によっても差が出るでしょう。新規OPENしたところやハイクラスのホテル、常に人気が高い海が見える会場などは料金が高めに設定る可能性があります。ただ、そこまで大きな差は出ないために、自分たちがどこできょしきしたいかという目線で選ぶのが正解かと思います。

現地滞在費の相場

海外挙式は当日だけでなく、もちろん前後の日程でも変わります。主に現地での食事・観光・アクティビティなど。ゲストと一緒に過ごす場合は、そのぶんの負担をどうするのか検討しておきましょう。現地滞在費の平均費用は、10~40万円

人気エリアの挙式費用の相場

人気エリアの挙式費用はいくら?と気になる人も多いでしょう。人気エリア別に挙式費用の相場をご紹介していきます。また、エリア別に金額にかかわる注意ポイントも合わせて紹介していきます!

ヨーロッパ

海外挙式 ヨーロッパ

世界遺産も多く街並みの美しいヨーロッパ。海外挙式ランキングは第3位となっています。費用相場は約123~283万円。ヨーロッパは、物価が高くチップを渡す習慣があります。また、通貨がユーロのため為替相場に影響されることも多いほか、日本から遠いためにフライト代がやや効果ではあるものに壮厳で気品のある挙式ができます。なかなか足を運べないヨーロッパにハネムーンを兼ねて希望する人も多くいます。

アジア

海外挙式 バリ

ゆったりとしたラグジュアリーリゾートが味わえるアジア。中でも人気No.1エリアは、バリ島です。最近では、タイ・中国・韓国も注目きあじょうが増えてきています。物価が安く現地滞在費も格段に安く済み、挙式で生け花など、ふんだんに使えるのが魅力の1つでもあります。アジア(バリ島)の費用相場は、約76~177万円。海での写真撮影ができるビーチフォトも人気ですが、アジアならではの伝統的な民族衣装に着替えるのもオススメです!

ハワイ

海外挙式 ハワイ

海外ウェディングの中でも、1番人気エリアです。海外挙式を挙げたことのある3組中2組がハワイで行っている結果もあるほど人気です。特に、オアフ島は常に抜群の人気を誇る挙式エリアであり、挙式できる会場やホテルの選択肢が海外挙式先の中でも最も豊富です。費用相場は、約85~245万。真っ青な海をバックに写真撮影ができるビーチフォはほとんどのカップルが行う大人気オプションです。治安は良いですが、基本的にどこでもチップを渡す習慣があるのでレストランやタクシーでの支払いの際は、注意が必要です。

グアム・サイパン

海外挙式 グアム

日本からも近く、子供連れや年配のゲストを呼ぶ場合もオススメです。首都圏からだと、4時間ほどのフライトで到着できるので、ゲストを呼びやすい距離にあると言えます。ハワイかグアムのどちらかで悩む人で、コスト意識やゲストの移動疲れを気にする人はグアムを選ぶケースが多いようです。費用相場は、約67~177万円。グアム・サイパンでもハワイ同様に、海での写真撮影ができるビーチフォトは大人気オプションです!また、グアムのチャペルは、ホテル内に併設されているのがほとんどであり、挙式後はホテル内のレストランでのパーティーがオススメです。

海外ウエディングのメリット

海外挙式 メリット

1.段取りや打ち合わせ、準備が手軽

基本的に結婚式の準備で手間がかかってしまうことは、挙式よりも披露宴です。しかし、海外ウェディングの場合、気軽な食事会やパーティーをするケースが多いので、国内ウェディングと比較したときに、準備することが少ないようです。

一般的には、半年前から準備をし始める人が多いでっすが、中には、「海外に旅行に行ったついでに」と、2~3か月前から始める方も居ます。

式場や打ち合わせは現地でしか出来ない?と思いがちですが、海外ウェディングの多くの場合は、旅行会社や結婚式プロデュース会社といった「手配会社」を利用して準備するので、基本的に現地に行かずとも海外の手配会社とメールやFAXでのやり取りが可能になります。また、打ち合わせの回数も少なくて済む傾向にあります。

2.費用が少なく済む

国内ウェディングに比べ旅費は高くかかりますが、全体的にみると意外と低予算で済むことが多いです。その理由の1つとして、海外ウェディングのパーティーは、盛大な披露宴ではなくささやかなものであるからです。

ある雑誌の比較データによると、国内ウェディングの平均費用は、約300万円ですが、海外ウェディングの平均費用は、約200万円という結果が出ています。海外ウェディングでは、結婚式と新婚旅行を合わせて行う方多いのでリーズナブルになりやすい理由と言えます。

3.アットホーム

海外ウェディングでは、親族や親しい友人だけを招く場合が多く、少人数でアットホームな雰囲気を楽しめます。また、海外ウェディングのゲスト数の平均は13人となっており、そのために誰を呼ぶかで迷うことも少ないようです。

4.挙式と新婚旅行を兼ねれる

海外ウェディングをしたカップルは、挙式後にそのまま現地で新婚旅行も兼ねる場合がほとんどです。結婚式とハネムーンを合わせることで、普段休みが取れない人でも長期の休みを取れたりしますね。

また、家族で海外旅行ができるのもポイントです!双方の家族で海外旅行なんてものも良いでしょう。他にも、二人から家族への感謝の気持ちを込めて海外旅行のプレゼントもできます!

5.非日常が味わえる

南国の青い空や海、あたたかい気候など開放的なロケーションは、日常を忘れされてくれるのではないでしょうか。壮大に広がる青い海をバックに記念撮影など、抜群のロケーションを生かした写真が撮れるのも海外ならではのポイントです!

海外ウエディングのデメリット

海外挙式 デメリット

1.式場を実際に見に行けない

海外となると、気軽に現地に行き、実際に式場を見て選ぶのが難しく不可能なケースが多くあります。そのために、下見なしでも後悔しないように、式場と契約する前に下調べをし、しっかりと手配会社と相談することをオススメします。インターネットでクチコミを見てみるのも良いでしょう。

2.ゲストの人数が限られる

式場によって、ゲストの数が限られているのもありますが、第一に海外は旅費が高くかかるので、新郎新婦で旅費を負担することもあります。ただでさえ高い旅費をゲスト何十人分の分も払うのは難しい…ということで、少人数の結婚式を挙げるカップルが多いです。

挙式には呼べなくても、帰国してから2次会のような形で、カジュアルなウェディングパーティーを開き、たくさんの下種とを呼ぶのも良いでしょう。

海外ウェディングと国内ウエディングの違い

海外挙式 国内挙式

海外ウェディングと国内ウェディングの違いをピックアップ!どちらにしようと迷った場合、以下の違いに注目して選んでみると良いでしょう。

段取りや準備期間

  • 海外
    準備を早く始めることに越したことはあありませんが、一般的には、半年くらい前から始める方が多く居ます。また、挙式一式がパッケージプランになっていることが多く、手配会社(ウェディングプロデュース会社)のコンシェルジュが万全なサポートをしてくれるので比較的シンプルに準備が行えます。海外ウェディングでは挙式のみ、帰国してから披露宴やお披露目パーティーを行うカップルが多いため、準備が楽に感じる人も多いようです。
  • 国内
    カップルによってさまざまではあるものの、半年から1年前から準備を始める人が多いです。こだわり演出を考えている人や、人気の式場・場所・季節・日取りで行いたい場合は、予約が埋まりやすいために余裕をもって1年前から始めた方が良いでしょう。

ゲスト数

  • 海外
    新郎新婦、両家の親族のみというケースがほとんどです。式場によっては、10数人ほど呼べるところも増えてきていているので親友なども招待する人は増えてきているようですが、旅費はご友人負担で来られることが多いようです。
    ゲストをあまり呼べないことから「少人数で寂しく感じるかも…」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、現地スタッフやツーリストが盛大に盛り上げてくれるので安心です。また、親族のみの少人数だからこそ、海外という普段とは違う場所でひと味違ったアットホーム感が味わえるでしょう。
  • 国内
    新郎新婦双方で、少人数~80名程度というのが一般的です。沖縄などのリゾート地の場合は、親族に加え親しい友人など近しい友人を招待するというスタイルを選ぶ人も多いようです。しかし、国内といっても場所によっては、ゲストにとって移動や宿泊の負担になることもあるためリゾート地では行わず、オーシャンビューの式場やガーデンが併設されている会場を選ぶのもオススメです。

費用

  • 海外
    海外の場合は、招待するゲスト数によって大きく変動するのが特徴です。他にもゲストの旅費を全額負担するのか一部負担するのかによっても変わります。平均相場(ゲスト10人した場合)は、160~410万円、新郎新婦の2人の場合は、120~255万円。ただ、海外ウェディングの場合、ハネムーンも一緒に兼ねるケースが多いので、総合的にみるとリーズナブルです。
  • 国内
    国内の平均相場は、310万円。ただし、ゲストが100人越えの豪華な挙式を行った人と親族のみで挙式を行った人とを合わせた平均相場になります。こだわり次第では、リーズナブルに抑える事もできるほか、国内挙式の場合、細かいカスタマイズなどを費用で調整できる点が大きな魅力と言えるでしょう。

日取り・季節

  • 海外
    多くの人気のハワイでは、4~6月、9~11月が旅行費用が安く済みます。また長期休暇を取りやすいGWや夏休みに合わせて挙式を挙げる人も多いです。雨期・乾期がある多くの地域の場合でも、1日中雨が降るということはほどんどないために、挙式に影響が出ることは少ないです。
  • 国内
    人気の季節は、穏やかで過ごしやすい気候の春と秋です。中でも、大安の土曜日などの人気の日取りは、1年前でも予約で埋まっているケースもあります。ただ最近では、リーズナブルなプランがあるという理由から、仏滅などを気にしないカップルも増加しています。また、リゾートウェディングのような屋外でのセレモニーが魅力ですが「雨が降ったらどうしよう…」という不安があるでしょう。そういった場合は、屋内でもオーシャンビューの式場を選んだり、リゾート感満載の全天候型チャペルを選ぶと心配いりません。

衣装

  • 海外
    購入とレンタルでは、さほど料金の差がない場合があるため海外ウェディングでは帰国後のお披露目用に2度の着用を見込んで購入されるケースが多いようです。現地へ持って行く際に、シワなどの心配があるかと思いますが現地サロンがスピーディーに対応してくれるので安心です。
  • 国内
    国内でも購入とレンタルでは、さほど料金が変わりません。レンタスドレスは、当日に気に入ったデザインやサイズが選べるかどうかわからない理由から、最近は購入する人が多くいますまた、国内ウェディングの場合、準備期間が長い分フィッティング後に体型が変わってしまうなどという事もあるため、サイズ選びには十分な注意が必要です。

新婚旅行

  • 海外
    挙式とハネムーンを一緒に行うケースが多数です。費用面でもあ得なうえに普段、長期休暇が取れない人もゆっくりとした時間を味わえることが大きな魅力です。また、挙式前後に両家で一緒に過ごすことができたり、両親に旅行をプレゼントできる点でも絶好の機会になります。
  • 国内
    挙式と旅行を一緒にするケースは少なく、新郎新婦2人で海外に旅行に行くことが多いです。人気の旅行先は、ハワイなどのビーチリゾート地です。海外では1週間程度、国内では4~5泊という人が多いようです。あくまで平均の期間です。

写真

  • 海外
    海外ウェディングの魅力は、とにかく写真映えする素晴らしさ!現地すべてが撮影スポットとなり、一面に青い海が広がった背景や開放的な雰囲気の中でまるで映画のワンシーンのような写真を残すことができます。
  • 国内
    カメラマンを指名したり、特定のシチュエーションなどのような強いこだわりがある場合は、国内ウェディングの方が融通が効くケースが多いと言えます。前撮りで和装を撮ったり、挙式とは別に「フォトウェディング」を行う人も増えています。これは、国内・海外問わず行うことができます。

海外ウェディングの費用を、節約する4つのポイント!

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海外ウェディングの費用と仕組みをご紹介するとともに、リーズナブルに行える少しの工夫と節約できるコツを教えます!

手配会社や旅行会社の基本プランだけで済ませる

海外ウェディングのプロデュース会社や旅行代理店の基本プランには、挙式に必要最低限の各種レンタル費用が原則すべて含まれています。そのため、ドレスやぶーじぇなどをパッケージプランの選択肢の中から選ぶことで、余計な出費をすることはありません。プラン内に気に入ったものがない場合などは、持ち込みも検討してみると良いでしょう。フォトプロップスなども小物を手作りしていくことで、小物レンタル費用が節約できます。持ち込みを検討する際は、プランニング会社に持ち込みが可能かどうか確認を忘れないように。

相見積もりでよりお得なプランを探す

海外ウェディングのプランは、ほとんど割引がききません。なので、いかに自分たちにとって必要な内容が入った基本プランを見つけるかが重要となってきます。気になるプランがあったら、見積もりを取り、少しでもお得な条件で契約しましょう。

帰国後パーティをするなら、ドレスはレンタルより購入がオススメ!

帰国後に、お披露目パーティーをしようと検討している人は、レンタルよりも購入をオススメします。レンタルの場合、挙式とパーティーの2回レンタルをしなければならなく、費用がかさみます。ウェディングは高いのでは・と思った花嫁さんは、2回のレンタル費用と1着購入した場合の差を比べて見てください!セミオーダータイプのドレスなら、10万円ほどで購入できるドレスショップもあります。

 オフシーズンを狙って飛行機代をお得に!

人気リゾート地での挙式も、オフシーズンを狙って行うことで渡航費を安く済ませることができます。飛行機のチケットは、1日ずれるだけで金額が変わってくるので、節約したいと思っている人は大型連休や祝日にかぶらないシーズンを狙うと良いでしょう。

理想の海外ウエディングを

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挙式と言うものは、人生の晴れ舞台であることから、格安だろうと妥協せずに理想的な挙式を行いたい!と思うのは当然のことです。念入りに打ち合わせをして、素晴らしい海外挙式にしてください!